「もうとろとろ…。もっとキモチよくなってほしいな」。——優しく触れる彼の指が、猫又な私の未開発なトコロにも届いてしまい…⁉人間社会でこっそり暮らす猫妖怪・伊吹は、お酒の勢いで行きずりの男子・奎と一夜を過ごしてしまう。なりゆきで恋人契約を結んだものの、妖怪は人とは交わってはいけない存在だったのだ。でも奎と時間を過ごす内に、伊吹の心に変化が表れて…。そんな中現れる、奎を狙う謎の男たち。実は彼にも、人には言えない秘密があって——。「奎くんのがオクまで当たってこすれて…何これ、こんなのはじめて、たまんない…!」